MIOびわこ滋賀全選手紹介

JFL3連勝

こんにちは。MIOびわこ滋賀 No.10 嘉茂良悟です。

タイトルにもあるように今節を終えてチームは3連勝となりました。早速ヴィアティン三重戦を振り返っていきたいと思います。

MIOびわこ滋賀スタメン

       9山内

18秋山  14國領  10嘉茂  32高見

       5村上

3武田  26角田  2早矢仕  4齋藤

       41池上

前節と変わらずの布陣となった。

試合開始前…

2連勝しているからといって選手は皆浮かれていなかったと思う。それはなぜか。

1人1人が目の前の試合に集中していたと思うし、チームとしてそういった雰囲気作りができていたからである。チームが勝っている時は、上手くいっているから少しの安堵感から「これで大丈夫やろ」「このくらいで勝てるでしょ」みたいな気持ちが芽生えてしまう。その安堵感からやられてしまうケースが多々ある。

しかし、それを経験している選手達が多くいるから、意識づけのところから変わっていたと思う。サッカーの本質である1人1人が球際で負けないところであったり、チームとしていい声かけをしていくこと。足を止めずに相手より先に動く。そういったところがこの週の練習からスタートしていたと感じる。

試合開始…

先程のことを選手達が思っているから、試合の入りはかなり良かったと感じる。相手より出足のスピードも早く、セカンドボールの回収もできていた。

少し開始直後に危ないシーンが2つほどあったが、それも最後のところでブロックできていた。

全員が足を止めないからこそ、ボールを奪ってからマイボールにできる回数が多かったし、ミスが出ていても周りがカバーしあうことができていたと感じる。

相手の狙いはというと高い位置でボールを奪って、ショートカウンターでゴールに向かうことであったと思う。

それをやらせなかった。なぜか。

いつものように後ろからボールを保持するMIOだが、少し詰まったなと感じた時は1トップの9山内選手目がけてパスをするか、相手を裏返すためにロングボールを活用していこうとなっていた。

それが全てではないが、ピッチにいる選手達が状況を把握し、臨機応変に対応してプレーすることとなっている。今節はそれがしっかりとできていたと考えられる。

相手のFWの選手達は前からハイプレスでボールを奪いにいきたい。しかし、こちらがロングボールも状況に応じていれることによって、相手DF陣は気にしてラインを下げざるを得なくなる。それによって選手間が間延びをして、真ん中にスペースが生まれる。そこのスペースをMIOは上手く活用できていたと感じる。

相手側も混乱まではしていないと思うが、ポジション修正をすることを幾度かピッチで言っていたのがわかった。

それによりボール保持の時間も増え、ゴール前までいけるシーンも増えたが、最後のフィニッシュの精度を欠き、なかなかシュートまで持っていけなかった。そこは反省点である。

0-0で前半を終える。

ハーフタイム…

「全員が集中して試合に入れているし、このままやり続けよう」「シュートをもっと打っていこう」「前線の選手達は交代の選手達もいるし、120%の力出し切ろう」

そういった監督からの声かけがあった。

後半開始…

交代選手はおらず、前半と同様のメンバーでスタート。

後半の立ち上がりもかなり出足が早く、前線からプレッシャーをかけてボールを奪取できていた。それでもいいところまではいくが、フィニッシュまでがいけない。

試合が動いたのは58分。

相手のCKから先制点を許してしまう。自分のマークだった選手が動き出した瞬間に他の選手にブロックをされて、マークが変わってしまい、そのブロックした選手にボールがこぼれてきてシュートを打たれてしまった。

マークの受け渡しのところでしっかりとチェンジができずに、やられてしまった。そこはそうなる前にもう少し話をしておくべきだったなと反省。

0-1となり、MIOは前線の選手を立て続けに交代。攻撃の活性化にでる。

すると77分。27榎本選手のスルーパスに反応した16小口選手が抜け出し、カットインからシュート。1度はGKに阻まれるもそのこぼれ球に反応したのは4齋藤選手。上手くミートしたシュートとはならなかったが、ゴールに吸い込まれ、GOAL!!

1-1の同点となった。

これに勢いづいたMIOはさらに猛攻を仕掛ける。相手にはあまり決定的なチャンスは作らせず、守備もしっかりと固めることができていた。

さらにさらに試合が動いたのは90+3分。

自陣から大きく蹴ったクリアボールに反応した17竹下選手が相手選手に競り勝ち、GKと接触しながらもボールを前に蹴り出す。それに足を止めずに反応したのは16小口選手。落ち着いてボレーシュートを放ちGOAL!!

2-1となり、試合終了。

劇的なゴールで3連勝となった。

思い返せば第2節での青森戦で劇的な逆転負けを喫し、本当に悔しかったし後半ロスタイムに決められたのを今でも覚えている。

「いつかやり返したい」「必ずこの出来事が自分達にも訪れる」

そう自分は思っていたし、それが第11節にできたことが本当に嬉しく思います。

個人的にもこの試合は思い入れがあって、相手GKの森選手は元MIOのチームメイトで親交も深く、今でも遊んだりしている仲であり、絶対負けたくなかった。

さらに去年は2試合ともヴィアティン戦は負けていたので、必ずやり返そうと2早矢仕選手とも話をしていたし、かなり気合が入っていました。

その気持ちで挑んだからこそ、この勝ちというのは素直に嬉しいことだし、本当に気持ち的にもでかいと思う。

3連勝となったが、まだまだここから這い上がっていくしかない。

まだ満足できる順位にいるわけでもなく、トータルで4勝しかできていないことを再確認して、過信することなく、次の試合に挑みたいと思います。

次節はAWAYで高知ユナイテッドとの試合になります。

11松本選手、41池上選手が前所属していたクラブでもあり、相手の8西村選手は自分の大学時の先輩でもあります。

まずは目の前の試合に集中して、泥臭く、サッカーの本質の部分を忘れずにプレーしていきたいと思います。

次節 高知ユナイテッド戦 2022.6/19(日) 13:00 キックオフ @春野総合運動公園陸上競技場

応援宜しくお願いします!

じゃあ、またね!!

嘉茂良悟Twitter
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